雑楽人生マチャブロ
ーNY帰りのミュージシャン、マッシーの雑楽日誌ー
ブーンブンぶん ブンブンぶーん まちゃ氏です。
ブーンブンぶん ブンブンぶーん インフルーエンサー♪
どうも!まちゃ氏です。
3年ほど前から日本におけるインスタの爆発的な社会現象。
(インスタ映え)や(インフルエンサーマーケティング)等のワードが話題になっています。
そんな中インフルエンサーを目指す人たちも多いと思います。
僕の幼馴染のAkira君 仮称(生粋のローカルインフルエンサー)
との経験談を元にインフルエンサーの資質の話したいと思います。
:遡って中学時代
僕は呑気でマイペースな人間だったので、のらりくらりと学生生活を送ってました。
俗に言う厨二病で学校もそんなに楽しくないし、友達も積極的に作るタイプではなかったです。
父の影響でギターを弾くことだけが楽しみで、外に遊びに行く事もない音楽オタクでした。
そんな中、ふとしたきっかけで人気者のAkira君が話しかけてきました。
『まちゃ氏ギター弾くらしいやん、俺の兄貴もギター弾くんだよね。今度紹介するよ。』
Akiraは生徒会長とかリーダー格ってタイプではないけど学校で人気者で、お洒落なやつでした。
僕としては(面倒臭いし、そんなん別にいいよ、なんで俺に話しかけるん?)って思ってました。
その日から何故かしつこくAkiraの自宅に遊びに来る誘いを受けて、実際に遊びに行くことになったのです。
そして実際Akiraの兄とはギターや音楽談義に花が咲き、いろんな新しい音楽や練習方法を教えてもらったりして、意気投合したのです。
ヤングギターのが大量にあって興奮。
:そして拡がっていく輪
それからと言うもの、Akiraはプライベートにズカズカ入り込んできて、休日にいきなり家にやってきてビリヤードや海に無理やり連れて行かれたり、そんなにファッションに興味ないのにお洒落な服屋に連れて行かれたりしました。
正直面倒くさいなーと思いながらも、新しい事や物を体験できるのが楽しくなってきて、次第には出不精だった僕が、別の友人を誘ったりしていつの間にかその遊びの輪が広がって行ったのです。
いつしか周りの皆が、取り敢えずAkiraがお勧めするものは面白いかったりイイものだ、思うようになっていくのです。
Akiraは当時からお洒落な男だったので、彼のファッションの行きつけの店に同じ服を買いに行く人達や、似たような遊びに行く輩が多数現れました。
インフルエンサーマーケティングが起きていたのです。
Akiraは言う。
『自分がイイと思った事はみんなに共有したいやん、その方がもっと楽しくなるし。』
この純粋なシェア感覚。
大事なことを付け加えると、Akiraはただの新しいもの好きではなくて、良いと思ったも物事に対して彼なりの検証、裏付けがあってそれを持論で説明してくれる点です。
そしてFameや利益を目的にシェアしてるわけではなく、純粋にイイものを共有したいだけで、それが結果的に自分の生活や仕事にとってプラスになってる。
大人になった今も料理やスポーツ、新しいグルメスポット、遊び等を共有し続けていて、デザインやフード、健康の分野で評価を得て事業主として成功しています。
:究極のシェア感覚と自分なりの価値の裏付け
これこそがインフルエンサーになるための秘訣だとAkiraを見て思いました。
僕の在米経験でも思う事は
アメリカでなぜ新しいサービス、イノベーションが生まれるかは
基本的には純粋なシェア感覚が連鎖して拡散して行くからだと思います。
日本には、隠れ家的なお気に入りのレストランを見つけた、新しいお洒落なスポットを見つけた、
でもあまり人には教えたくない(自分だけが知ってると言う優越感を持つため)
そういった思考の性質があって、それがシェアの輪やムーブメントが起きにくい一つの要因かと思われます。
How To系のユーチューバーも海外だと惜しみなく自分のスキルを教えてくれる人が多い。
学びたい人は直ぐに情報を知りたい、その情報を正確に説明してくれる人は信頼を得る、
信頼を得れば自動的にフォロワーや仕事につながる。直感的にニーズと結果的な顧客の引き寄せ方をわかってるからです。
対し日本は、さわりだけ説明して大事な所は勿体ぶりケチってマネタイズ、
結果信用を得ることができない。
まるでアニメドラゴンボールの戦闘シーン状態だ。
(伝説の1シーン)
:脱線しましたが。結論
Akira君だけではなく、あなたの身の回り、各世代、学校等でローカルなインフルエンサーが存在したと思います。
その皆が共通して持ってる資質
*単純に良いものを共有するシェア感覚
*なぜレコメンできるか、を検証して説明する能力
*損得を考えないピュアさ
この3つのバランスがインフルエンサーになる鍵ではないかと思います。
まちゃ氏でした。
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