ハードオフ巡礼 多摩八王子篇 その1

 

雑楽人生マチャブロ

ーNY帰りのミュージシャン、マッシーの雑楽日誌ー

 

ご無沙汰してます。まちゃしです。無事池袋ライブも終わりほっと一息。

ブログ更新をサボって何をしてたかというと嫁には言えない秘密の趣味。

 

HardOff巡礼

 

ハードオフ巡礼とは興味ない人にするとただのオタくショッピングかもしれない。

 

しかし!!実際は

 

正しい鑑定力

大量の品物を即座に見極める判断力

運転をして店内を歩き回る体力

閉店までにどういうルートで時間のペースを配分する、マッピング能力

 

それら全てが求められ5感をフル活動する超ハードな作業なのである。

 

そしてその苦行を乗り越えた先に掘り出し物を見つけた時の喜びは計り知れない。

 

さて今回のブログ長文になりそうなのでBGMを聴きながらお楽しみください!

 

https://www.youtube.com/watch?v=ogpD-FtZsKo

 

ああ、ベースラインの安定感ヤバイ

 

蛇足ですが、このハードオフ音源はハードオフのために誰かが書き下ろしたものではなく、

単なるウェブ素材BGMで3240円払えば誰でも使用できるものなのです。そういうケチ臭いところもまさにハードオフ!

 

 

 

私の嫁の実家、相模原はHardOffの本拠地であり、10キロおきに点在するHardoffのメッカなのです。

 

旅嫌いの僕が車を走らせて遠出する理由の80パーセントはこれが目的です。

 

前回は横浜方面を廻ったので今回は多摩、八王子方面に行こうと思います。

起床8時、9時から出発するとしてハードオフ閉店まで猶予は約10時間。

はたして伝説の掘り出し物にめぐり合うことができるのか!?

 

1軒目に向かう途中、車で10分ほど行ったところ、神秘的な多摩の山道を通る。祈願も兼ねて森林浴。

 

多摩の田園風景
多摩の細道

 

こんな場所が近所にあったとは。

 

 

まず1軒目に到着。多摩方面

PCDepotと一体型になってる割と新しい店舗。

多摩ニュータウン店

 

割と楽器、PC関係に強く値段設定も良心的。好感の持てる店舗です。

 

この存在感っ!
2世代前のImacこのスペックなら安い。
パッドのスレもあまりなくこの状態で僕がドラマーなら即買いだ

 

綺麗な商品が多かったが、目当てのものはなかったので次回に期待。

 

 

そして2件目、10分ほど車を走らせたところにある

八王子堀ノ内店

 

この店は割とごちゃごちゃしてて商品の回転も早そう。

ここで意外な掘り出し物発見!

ヤマハrm1x  ミュージックシーケンサー。

 

テクノ再熱の時代90年代後半から2000年前半に各メーカーがこぞって開発していた、俗にall in oneミュージックボックスであるヤマハのフラッグシップモデル。

 

さすがこの時代のヤマハ製品は作りがガッチリしている。

即買いさせていただきました。

 

他にも初代マイコルが3台ほど出ていて商品の買取が充実している感じ。要チェック店舗です。

 

が、忙しいのか店員の接客は全然ダメ、てかハードオフで接客求めちゃいかんか

(ハードオフは基本客の質悪いし、クレームつけてる客しょっちゅう見る)。

 

3件目 多摩和田店

 

ここは2階建になっている大型店、商品がかなり多い!

 

3件目あたりになると、チープなハードオフのテーマが頭の中にリフレインして、だんだん洗脳状態になって来る。

 

今回はすでに買い物をできたからいいが、何も掘り出し物に出会えない時は危険だ。

どういう心理か、何かを買わなくては、結果を出さなくては、という自己脅迫にやられてしまい結局ゴミみたいな無駄な買い物をしてしまう。

そこにはギャンブル依存的恐怖がある

過去に幾度とその罠にハマり、嫁の激しい叱咤を浴びてきた。

 

しかし、今日の俺は違う。もうすでに掘り出し物を購入して満足しているからだ。同じ過ちは繰り返さない。

いや、むしろ今日の俺はついている。まだまだ掘り出し物に出会えるはずだ。

 

↑ (思考回路がこうなったら結構やばいとこ来てます。たまに店内で独り言ぶちぶち言ってるおっさん達はこういう精神状態になってます。)

 

などと思いながら

 

2階ハードオフジャンクコーナーから回る。

そして

 

な、なんと激レアものが!!

 

1983年製

BOSS DR-110

 

このチープ感がたまらん

 

Roland社の歴史においてシンセサイザー、リズムマシンの開発が最も盛んだった時期の電池駆動式完全アナログ回路によるリズムマシン。

電源がつかないということで、電池による試奏したところ、電池では完動。即買いです。

 

 

ああーアナログのシンバル音がなんとも気持ちいい。

機会があればYoutubeにアップします。

 

そしてさらにこの店舗では、またまた懐かしいグルーヴボックスRoland MC-303を発見。

MC−303 グルーブボックス

 

状態綺麗なのに安いっ!

 

この機種が出された90年代は空前のテクノブームにより過去のヴィンテージ機材が中古市場で再熱して人々はローランドに次世代のアナログシンセ、リズムマシン、シーケンサーを期待していた。

そこに満を持して発表されたのが初代グルーヴボックス、オールインワン制作ツールであるMC-303。

 

コアなユーザーからはエミュレーターの音がしょぼすぎて使い物にならなかったが、ライトテクノユーザーの導入機種として好調なセールスだったためにローランドは次々としょぼいグルーヴボックスシリーズを量産し始め迷走の道をたどる。

 

そしてそれから20年越しにようやく今頃になって伝説の名器808の復刻を発表した。

まじ、今さらです。ローランドはAIRAシリーズのダサい外観もしかり、本当にユーザーの気持ちをわかってないメーカーです。

 

コルグのチープだけど遊び心がある商品企画力とローランドのキモいコダワリが一緒になるくらいが最高にバランスいいんだけどね。

というわけで303はスルー。

 

 

そろそろ空腹がやばくなってきた。

というわけで一旦休憩にすることに。

 

近所で評判の八王子ラーメンしょうしょうに寄ることに。

 

 

おお、なんとも香ばしい香りが!

 

スープを一口。

 

これはっ

 

やさし美味いっ!!

 

口当たりの上品さがどこか昭和的懐かしさを感じさせる。

煮干しと鶏ガラ系のスープ(多分)にじっくり煮込んだ大量の刻みタマネギの甘みがマッチしてなんとも言えない優しい気持ちになれるラーメン

 

ごちそうさまです。

本当にうまかったので近くに寄った人は是非!!

 

さて、次は次は八王子みなみ野店

 

まだまだ続くので、2回に分けます。

 

次回に続く

 

 

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